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使っている道路は地元ではけっこう有名な某大通り。 道幅こそ広いものの、そこを行き来するチャリンコのなんとマナーの悪いことか。 道幅いっぱい使って蛇行運転するヤツ トロトロ運転のクセに人を抜きたがるヤツ 子供の危険運転なんて日常茶飯事 入学当初は毎日イライラしていましたが、 最近は『世の中そういうヤツもいる』とかなり太っ腹になってきていました が 本日はそんな全てのヤツを凌駕する輩に出会ってしまいました。 今までのヤツが可愛く見えてくる ザ・キング・オブ・チャリンコマナー違反 その名も 迷惑戦隊オバちゃんダー！ （某地元のマイバック推進ポスターよりダサくて申し訳ありません） オバちゃんダー構成 その１、レッド 走行位置：五人のうち真ん中（建物側←○○●○○→道路側） 特徴：オバちゃんダーのリーダー。全ての会話の中心を握る。片手運転の名手。 その２、グリーン 走行位置：レッドの隣左右どちらか（建物側←○●○●○→道路側） 特徴：レッドの右腕。笑い出したら止まらない。バシバシ人を殴るツッコミも特徴の一つ。 その３、イエロー 走行位置：レッドの隣左右どちらか（建物側←○●○●○→道路側） 特徴：合いの手を入れさせたら天下一品。レッドのマシンガントークをサポートする。 その４、ブルー 走行位置：五人のうちもっとも外側（建物側←○○○○●→道路側） 特徴：レッドの方を見ながら走行するため、フラフラしてる。内側に倒れそうになったりして危ない。 その５、ピンク 走行位置：五人のうちもっとも内側（建物側←●○○○○→道路側） 特徴：オバちゃんダー唯一の良心。後ろからの迷惑そうな視線にいち早く気付く。 そんなオバちゃんダー。 私の前に美しい隊列（道に五人広がる）を作り道を阻む。 その日私は友達の家に泊まりに行ったあとソッコーで授業。睡眠時間は約一時間。 クソ眠ぃ〜！！ そんなところにオバちゃんダー。 イライラもしますよ！！ しかし私は人生の若輩者。 母親と言う存在がいなければ米も炊けないダメ人間。 世の中の主婦と言う人種にベルをジリジリ鳴らすことはできません。 そこで、恨めしそうな目でゆっくりゆっくり走ります。 レッド、グリーン、イエロー、ブルーが気付いてくれるわけがないので、ピンクの後ろにつきます。 １０メートル…………２０メートル………… このオバちゃんダー、強者です。私の存在にまるで気付きません。 あっ、イエローが私の存在に気付いたようです。チラリと私を見ました。 そしてフッと前に向き直り………… 会話再開（楽しげ） ファッキン！！！！！ 気付いておいてなんだその態度！ ちょいブチ切れそうになりましたが、そこはそこ、ここは公衆の面前。 声を立てて「ちょっと邪魔なんですけど」とはいえません（単に度胸がないだけ）。 そこで私は次の行動に移ります。 ペダルを何度も踏み込んでガチャガチャ言わせます。 良くやりませんか？ あれ、私だけでしょうか？ ま、私のカンではかなりなプレッシャーを与えているはずです。 おっと、ここで良心ピンクが私に気付きました。 さぁ、とっとと道をおあけなさい。 このときの私の表情は「ちっ、迷惑なんだよてめぇら」ではありません。 「すみません、でも気付かないあなたがたが悪いんですよ」でもありません。 オンリー「すみません」です。 これがもっとも効果的であることを知っています。 しかし！！ この後ピンクは予想外の行動に出たのです！ その瞬間ピンクが取った行動、それは………… イエローと同様 さも楽しそうに会話再開 ………… ………… ………… …………………… …………………… ファッキン！！！！！！！！ ここに来て私は初めて気付きました。 このオバちゃんダー構成員 実は全員レッドなんじゃねぇの？ それじゃあ勝ち目がない！ 一人ですら迷惑なオバちゃんダーレッド それが五人隊列組まれちゃ 鬼に金棒 ゴキ●リに羽 数学教師に巨大三角定規＆コンパスセット それぐらいな最強ブリ 私のような若輩者には太刀打ちできません。 あぁいかん、リミッターが外れてしまいそうです。 リミッター＝「どけよ」 これではコツコツとつみあげてきた私の優等生なイメージ丸つぶれです。 っていうか、一番腹の立つ「何よ最近の子は」的発言に結びつきそうでイヤです。 オバちゃんダーって自分が迷惑かけているにもかかわらず気づかないから最強です。 あぁどうしよう。困った。 と、その時。 久しぶりに視界が開けました。 オバちゃんダーが道をあけた！？ とうとう私に気付いてくれたのか！？ 私は嬉しくなってそこの隙間にチャリンコを進めようとしました。 しかし目の前に先客が。 なるほど、前から人が来たからさすがのオバちゃんダーも道をあけたのか。 そう思った瞬間、それが間違いであることに気付きました。 だってオバちゃんダーが近づいてきたら、対向車はさけて車道に避難します。 つまりオバちゃんダー、対向車が避難する前に道をあけたってことです。 なぜそんな心遣いを？ そう思う私の目の前に、先客が現れました。 そして分かりました。 先客、素敵なお兄さんでした。 女だな、オバちゃんダー。 その後隙間は一瞬で閉じました。 女の私には容赦ねぇ。 さすがオバちゃんダー。 その明確な差別意識、
ムカつくを通り越して尊敬します。 そんな私が得た教訓 人の振り見て我が振りなおせ そして………… 私はここで懺悔しなければなりません。 通学（通勤）＋雨＋風コンボで最もイライラするのは間違いなくチャリンコなんです。 かごに入れたカバンは濡れる 手に持った傘で運転が乱れる 吹き込んでくる雨で服が濡れる 通行人の傘がちょうど目の辺りにあって危ない という数々のイライラポイントがあるのです。 ですから私は、声を大にして言いたい。 雨の日のチャリンコマナーの悪さは 見逃してやってください！！！ 私の懺悔とはまさにそこです。 聞いてください、私の懺悔です。 その１、私は雨の日、傘をさして前を歩くサラリーマン風のおじさんがめちゃめちゃ邪魔で ハンドルしこたまぶちあてて その横をムリヤリ通過 しました。 その２、私は雨の日、ブレーキをかけるのがめんどくて 右折しようとする車がウィンカーだして待ってるのを知っていながら 無視してその前を横切りました。 その３、私は雨の日、ブレーキをかけるのがめんどくて もうずいぶん前から赤に変わっている歩行者用信号を 「ま、いいや」 と軽く考え、張り切ってムシしました。 その４、私は雨の日、濡れた傘が重いのが肩に辛くて 周りに人がいることに気付かないフリをして 傘を振り回し その水滴を払いました。 ………… ………… …………………… おばちゃんダーの事言えねぇだろ！！ おっしゃる通りでございます（深々）。 反省だけならサルでもできる………… |
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