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学校に提出する書類用に証明写真を撮らなければならなくなったのですが、 その書類を提出するのがすこぶる嫌だったのと従来の面倒くさがりブリから、 「今日撮らなきゃ書類提出に間に合わない!」というところまで来ていました。 ですから私は小雨というあまりよくないコンディションの中、学校帰りに証明写真機(一分写真)の中へと入ったのです。 その証明写真機を使うのは初めてでした。 ですがどうせ一分写真なんてどれも似たり寄ったりです。 そう構えることもなくカーテンを閉めました。 ここから大間違いが始まるのです。 私が必要だったのは3.5×4.5センチ。 しかしながらその写真機は3・5×4.5のみ、ということができませんでした。 3.5×4.5が欲しい場合、 3.5×4.5が二枚+3×4が二枚か、 4×5が二枚+3.5×4.5が二枚、どちらかを選ぶしかありません。 両方使わねぇよ。 と思ったのですが、いかんせん時間がありません。 ここ以外の一分写真は行くのが面倒なため、仕方なく履歴書とかにも使いまわせる3×4で手を打ちました。 そして撮影開始。 とりあえずお金を入れます(千円札)。 入れたお金が一回出てくるのはお約束。 めげずに表裏をひっくり返して再投入。 受け付けられて画面が移りました。 画面の真ん中には丸い線が映し出されていて、どうやらそれに顔をはめると上手く行くようにできているようです。 なるほど、と思いながら椅子を………… 椅子を……………… 椅子が……………… 上がらん。 右に回そうが左に回そうが高さが変わった気配がまるでありません。 ちくしょう、これは背が小さい私に対するイヤガラセか!? と被害妄想に陥ったのその時、目のはしにあるものが映りました。 それは十五センチほどの高さがある箱です。 なるほど☆ これを椅子の上において高さを調節するんだなっ!! 一瞬で理解して箱を掴み まずは滑り そして落ち さらには転がり 写真機の外へグッド・バイ。 擬音的には ズルッ ドン ゴトンゴトンゴトン ゴロン こうなったら…… 覚悟の上で…… 箱を取りに行くしか!! 決断した私はすぐさまカーテンを開きました。 すると小雨のせいか人通りはほとんどありません。 チャンスは今!! と地面を見つめると、いましたいました箱が。 それを引っつかんでカーテンを勢いよく閉め、平常心を取り戻します。 ふぅ、これでやっと写真が 写真が……………… …………写真が…………………… 察しの良いあなたなら気付かれたかもしれませんが、外は小雨です。 箱は素敵に濡れていました。 ……………… ……………………………… ……………………………………………… うん、もうどうでもいいや。(丸投げ) そしてここまで頑張って撮った証明写真だったというのに書類は提出しなくてもよくなりましたとさ。
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