エコロジスト

私の部屋は激しく物が多いのですが、
それは全て、『とっとき魔』な自分のせいであったことに最近気付きました。
ですから、今回部屋を片付けようとした時、


「捨てよう!」


と決意したまでは良かったのです。
問題はその先にありました。


片付けようと思ったら逆に散らかって手の施しようがなくなったのです。
もうどう頑張ってもどうにもなりません、このお部屋。
そんなわけでまだ放置し続けていたある日。
姉が我が部屋に乱入してきました。
そしてこの部屋を見て一言





「物捨てろ」





分かってらい!!
捨てられたら苦労しねぇよ!!


姉「何がそんなに捨てられないの?」

私「うーーーーん……まずね、本は捨てられない、って言うか捨てる気ないでしょ」

姉「うん」

私「で、パソコンの取説とか学校の教材とか、かさばるけど捨てられないでしょ」

姉「うん」

私「あとは…………ノート」






姉「ノートォ?」






私「うん、ノート」

姉「なにノートって」

私「使いかけのノートがかなり大量にあるんだよ」

姉「そりゃあんたの使い方が悪いからあまるんじゃないの?」


なんですか、まるで私が全然勉強してないような物言いは。
少なくとも高校まではちゃんと真面目でしたよ、
少なくとも。


私「違うよ、先生が悪いんだよ、ノート買えとか言っておいて一年で4、5ページしか使わないんだから!」

姉「そのノート全部ちゃんととってあるの?」

私「え、いや、使ったところだけ破ってあととってあるんだけど」






姉「捨てちまえそんなもん!!!」






ちょっとお待ち!






私「でも普通の何も書いてないノートだよ!?」

姉「そんなのどうせ使わないんだから(痛)同じだろ!」

私「でも捨てたら焼かれるだけじゃん!」

姉「いいじゃん焼かれれば!」

私「でも元は木だよ!? 使えなくなったんならまだしも使えるのを捨てるの!? 捨てられるの!?」







姉「あぁ捨てられるともさ!」







………………





………………………………







あぁ








ごめん











あんた、そういう人だったよね。









同じ事を母に言ったら












母「とっといてもかさばるだけなんだから捨てなさいよ」

私「でも環境が……」

母「あんた一人が頑張ったって変わんないわよ」




と、言われました。



お母さん、その遺伝子を私になぜくれなかったのですか?





レッツエコロジー。




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